- 一般住宅はもちろん、店舗付住宅・病院のエレベーター増設・造成地の擁壁の基礎等、様々な建物を支える役目として活用。
特徴
point 1:軟弱地盤対策用摩擦杭
軟弱地盤対策用の摩擦杭(中掘工法)です。N値:5以上の砂質土地盤を支持層とし、杭先端を特殊加工(拡げる)することで先端にかかる荷重が分散することで、鉛直支持力が十分にとれる仕組みとなっております。なお下図のとおり、MAP工法は鋼管杭+地盤改良体なので、地震時における水平力が大きくとれます。
point 2:BPSタイプ・BPタイプ
先端のベースプレートが開閉式になっているBPSと、先端プレートが溶接されているBPの2種類があります。
point 3:完全無廃土の施工!!
鋼管杭を地盤に回転圧入していくので、掘削による廃土がありません。また、施工における振動及び騒音は低く、住宅地や市街地等での施工に適した環境にやさしい工法です。
point 4:屋内での工事が可能
point 5:施工機械がコンパクト
建柱車・セメントミルク充填装置・鋼管杭のみとなりますので、省スペースによる施工となります。
point 6:段差のある敷地での工事が可能
仕様と構造
構造物荷重によって杭径の選択が可能
MAPは、先端を特殊加工した鋼管杭の周面をセメントミルクで改良した回転攪拌杭工法です。BPSタイプ,BPタイプ - 先端がそれぞれ異なる形状は掘削兼杭の両方を兼ね備えた杭として、軟らかい~やや硬い地盤に適用できるよう改良しました。
また、杭材質として一般構造用炭素鋼管(JIS G 3444)STK400を採用しており、建物荷重や地盤の支持層によって杭径・杭長が選択できます。
BPタイプ(Base Plate)
BPSタイプ (Base Plate Sliding)
機 械 的 性 質
杭 仕 様 一 覧 表
施工方法
MAP工法 施工順序
実績と効果
鋼管杭φ114.3 先端φ200 L=5.0m×32本
鋼管φ190.7 先端φ375 L=7.0m×16本
鋼管杭φ165.2 先端φ250 L=12.0m 12本
鋼管杭φ139.8 先端φ250 L=8.0m 4本
鋼管φ139.8 先端φ250 L=6.0m×152本
〃 〃 L=8.0m× 68本
鋼管杭φ139.8 先端φ250 L=12.0m 4本
杭の試験
施工設備
シンプルな機械設備と安全な施工環境
合理性・作業環境・経済性を追求し、杭基礎工事の蓄積された経験を形にしました。
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